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年収800万円を稼げる職業・業界は?難易度や目指すためのアドバイス

転職ガイド 報酬・福利厚生 記事
年収800万円を目指すには、国家資格が必要な職種もありますが、必ずしも資格がないと実現できないわけではありません。現職で目指すのが困難な場合は、IT・金融など平均年収の高い業界や成果報酬の高い職業に転職することも方法の一つです。 本記事では、年収800万円を稼げる職業・業界、目指すためのアドバイスを紹介します。

年収800万円を稼げる職業の特徴

年収800万円を稼げるのは、以下のような職業や企業です。 医師や弁護士など国家資格が必要な職業 ITや経理・財務、コンサル、営業、人事など専門性が高い職業 マネ-ジャーなどの管理職 大手企業や外資系企業 希少価値がある専門性の高い職業や、責任を伴う管理職は、その分年収が上がります。また、大手企業は中小企業に比べ、年収が高い傾向があります。外資系は成果主義を採用しているところが多く、実績を作れば大幅な収入アップが見込めます。 関連記事:年収1000万円を稼げる職業・業界は?達成する方法やキャリアを解説

年収800万円は上位何パーセント?難易度は?

国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によれば、日本全体の年間の平均給与(正社員)は530万円で、年収800万円超えは全体の約11%です。簡単に到達できる水準とはいえません。到達するには、大手企業や外資系企業への就職、マネジメント職や専門スキルを持つ職に就くことなどが必要です。 参考元:国税庁|令和5年分 民間給与実態統計調査

年収800万円の生活レベル

年収800万円は税金や社会保険料を差し引くと、実際に手元に残るのは約640万円で、月収でいえば約50万円になります。一人暮らしであったり扶養家族がいたり、家族構成や住環境によって生活のゆとりに差が出るものの、余裕のある水準といえるでしょう。

年収800万円を目指せる職業一覧

年収800万円を目指せる職業について紹介します。

年収800万円を目指せる職業

厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、給与と賞与を合わせた平均年収が最も高い職業は「航空機操縦士」で、1,697万円でした。平均年収800万円を目指せる職業は、以下の表の通りです。 この調査では、国家資格などが必要な職業が目立ちますが、年収800万円を目指す上で、必ずしも国家資格が必要というわけではありません。

順位

職業

平均年収

1位

航空機操縦士

1,697万円

2位

医師

1,338万円

3位

歯科医師

1,136万円

4位

大学教授

1,093万円

5位

管理的職業従事者

917万円

6位

獣医師

885万円

7位

大学准教授(高専含む)

881万円

8位

公認会計士、税理士

856万円

※千円単位は切り上げ

参考元:厚生労働省|令和6年賃金構造基本統計調査をもとに作成

国家資格なしでも年収800万円を狙える業界・専門職

ロバート・ハーフの調査によると、国家資格がなくても年収800万円を狙える業界・専門職は、IT、経理・会計・財務、金融、人事分野です。それぞれの職業や平均年収を紹介します。

IT分野の職業例

IT分野の職業で年収800万円を狙えるのは、以下の表の通りです。なお、データは時期により異なりますので、最新のデータを確認してください。 IT分野は深刻な人手不足に直面しており、企業側も積極的に賃上げを行う傾向があります。そのため、資格の取得や努力次第で年収1,000万円以上を目指すことも可能です。年収ガイド(テクノロジー(IT)分野)では、需要が高いスキルや資格などを紹介しています。

職業

経験値が浅い場合

平均的な経験値の場合

優れた経験値がある場合

フロントエンドエンジニア

750万円

1,000万円

1,250万円

バックエンドエンジニア

750万円

1,050万円

1,500万円

クラウドエンジニア

850万円

1,050万円

1,350万円

データサイエンティスト(ML/AI)

650万円

900万円

1,200万円

経理・会計・財務分野の職業例

次に経理・会計・財務分野の職業例を紹介します。 経理・会計・財務分野では、マネジメント職やシニア職に就くことで年収800万円以上になる傾向があります。市場動向や給与相場など、より詳しい情報については年収ガイド(経理・会計・財務)を参考にしてください。

職業

経験値が浅い場合

平均的な経験値の場合

優れた経験値がある場合

アカウンタント(大企業)

600万円

750万円

800万円

シニアアカウンタント(大企業)

800万円

950万円

1,250万円

アカウンティングマネージャー(大企業)

900万円

1,100万円

1,300万円

税務スタッフ(大企業)

700万円

800万円

900万円

税務マネージャー/ディレクター(大企業)

1,300万円

1,500万円

2,000万円

金融分野の職業例

次に金融分野の職業例を紹介します。金融分野はアソシエイトやマネージャークラスに昇進すれば800万円以上を狙える点が特徴です。マネージャーになるのは入社5~10年目が目安です。年収ガイド(金融サービス分野)も参考にしてください。

職業

経験値が浅い場合

平均的な経験値の場合

優れた経験値がある場合

コンプライアンスアナリスト

600万円

750万円

800万円

コンプライアンスアソシエイト/マネージャー/AVP

850万円

950万円

1,150万円

クレジットリスクアソシエイト/マネージャー/AVP

800万円

1,050万円

1,300万円

ファイナンシャルコントロール アソシエイト/マネージャー/AVP

850万円

1,100万円

1,350万円

人事分野の職業例

最後に人事分野の職業例を紹介します。人事分野でも、経験を積めば年収800万円以上を十分狙えます。特にグローバルHRISのような専門性が高い分野では、キャリアの初期から高収入を得られるでしょう。人事分野の転職市場や給与相場の詳しい情報については、年収ガイド(人事)を確認してください。 紹介してきた職業以外にも年収800万円以上を狙える職業は多くあります。実際に求人募集を見て、仕事内容と照らし合わせながら確認すると、イメージが付きやすいでしょう。気になる職種があれば、まずは求人をチェックしてみてください。

職業

経験値が浅い場合

平均的な経験値の場合

優れた経験値がある場合

HRジェネラリスト

600万円

900万円

1,200万円

リクルーター

600万円

900万円

1,100万円

グローバルHRIS(人事情報システム)

850万円

1,250万円

1,450万円

年収800万円を目指す方法とキャリア戦略

年収800万円を目指す方法はいくつかありますが、自分に合った方法を選ぶことが重要です。目の前の収入アップだけにとらわれず、何歳までに年収800万円を超えたいのか、どのようなキャリアを築きたいのかといった中長期的なキャリア戦略を設定しましょう。

現在の職場で昇進・昇格を目指す

現在の職場で昇進や昇格を目指すことで、転職せずに収入を増やせます。とくに金融業界は役職によって年収が大きく変わるため、管理職ポジションを狙うと年収800万円に到達しやすくなります。まずは成果を積み評価を高めることが大切です。豊富な実務経験は、将来的に転職する場合にも役立ちます。

専門スキルや資格を習得する

専門スキルや資格を習得し、自分の市場価値を高めておけば、現職で年収アップを目指す場合でも転職する場合でも有利に働きます。数値で表せる実績や資格はスキルを客観的に証明できるため、重要なプロジェクトや管理職ポジションを任されやすくなり、昇給につながります。また、転職時には、他者との差別化にもなります。現職・転職のどちらの戦略にも活用できるため、自己研鑽は欠かせません。

平均年収の高い業界や企業へ転職する

現職での年収アップが見込めない場合は、平均年収の高い業界や企業へ転職することも方法の一つです。企業によって年収に差があり、とくに中小企業よりも大企業のほうが年収が高い傾向があります。転職を成功させるには、専門スキルや豊富な実務経験が必要です。企業研究をしっかり行い、安定した業界や将来性のある企業を見極めることが重要です。

成果報酬(インセンティブ)の高い職種を選ぶ

年収800万円を目指すなら、成果に応じた報酬制度がある職種を選ぶのもおすすめです。営業やコンサルタント、金融系職種などは、基本給に加えてインセンティブが支給される場合が多くあります。そのため、成果次第で早期から高収入を得るケースも少なくありません。実績や努力がそのまま評価につながるため、自分の適性に合っていれば年収800万円を目指せます。

フリーランス・個人事業主として独立する

フリーランス・個人事業主は、自分のスキル次第で高収入を目指せます。会社員のように固定給ではないため、上限が決まっていないことが大きなメリットです。ただし、営業力や自己管理能力などのスキルも必要なため、まずは正社員として働き、経験や知識を身につけておくことも一つの方法です。一昔前と比べてフリーランスとして働く人は増えており、挑戦しやすい環境といえるでしょう。

ハイクラス転職に強い転職エージェントを活用する

レジュメを提出して、相談する 転職して年収800万円を目指す場合、ハイクラス向けの転職エージェントを活用するのがおすすめです。エージェントは一般公開されていない高年収求人や管理職・専門職の案件を多く保有しており、自分のスキルや実績に合った求人を紹介してくれます。また、面接対策や給与交渉などもサポートしてもらえるので、自分の希望条件を満たした転職がスムーズに進めやすくなります。

20代で年収800万円を達成するためには?

20代で年収800万円を達成するのは難易度が高いですが、不可能ではありません。外資系金融やコンサルティング、大手IT企業のエンジニア・セールスなど、成果報酬や専門性が高く評価される業界では、20代後半でこの水準に到達する人もいます。 20代で年収800万円を達成するためには、早期から専門スキルを磨くことが重要です。資格取得や自己研鑽を通じて成果を数字で示すことで、キャリアアップの可能性が広がります。必要に応じて転職を検討してもよいでしょう。一つの仕事だけで難しい場合は、副業に挑戦して収入源を増やすのも有効な選択肢です。

よくある質問

よくある質問について紹介します。

自分のキャリアやスキルで年収800万円を達成可能か見極めるには?

年収800万円を目指すには、まず現在の経験やスキルを棚卸しし、年収800万円の職務内容と照らし合わせることが重要です。自分に足りないスキルや経験を洗い出し、必要に応じて資格取得や専門スキルを強化しましょう。転職エージェントでは、適正年収の診断やキャリアに沿った具体的なアドバイスが得られるため、活用してみることをおすすめします。

ハイクラス転職向けの求人はどこで探せる?

ハイクラス向けの求人は、一般的な求人サイトだけでなく、転職エージェントや企業の採用ページで見つけられます。年収800万円以上を狙えるポジションは、経験や専門性を重視する傾向が強いため、非公開求人として扱われるケースが多いです。そのため、転職エージェントのような個別に求人紹介を受けられるところを利用するのが効率的です。

まとめ

転職のご相談はこちら 年収800万円を稼ぐことは決して簡単ではありませんが、ITや経理・財務、コンサルティングなどの分野では十分に狙えます。国家資格があると有利に働きますが、資格がなくても実務経験や成果を積み重ねることで高収入を得ることが可能です。 年収800万円を目指すには、現職での昇進や昇格などもありますが、平均年収の高い企業へ転職する方法もあります。ロバート・ハーフは、外資系・日系グローバル企業への転職支援に特化した転職エージェントです。外資系企業への転職を検討されている方は、ぜひご利用ください。
■アドバイザー 安西 力哉 | ビジネスリレーションシップマネージャー   約5年間の投資銀行での実務経験を経て、金融領域に特化したリクルーターとしてキャリアを築き、現在はロバート・ハーフのストラテジックアカウントチームに所属。人材業界で7年以上の経験を有し、クライアントと社内チームの橋渡し役として、採用課題のヒアリングから最適な人材ソリューションの提案までを一貫して担っている。   人生の半分をカリフォルニア、半分を日本で過ごした経験から、日英のバイリンガルとして両文化を深く理解し、国内外のクライアントの多様なニーズに応える、きめ細やかなサービスを提供している。   日本語、英語、どちらでもお気軽にご連絡ください。