職場で仕事への意欲を失っていませんか? 過度のストレス、仕事量の増加、長い労働時間は、意欲の減退や仕事に対する満足度の低下につながる恐れがあります。
その上、社内に強力なライバルや高圧的な上司がいれば、そのような関係を維持する価値があるのか悩む場合もあるでしょう。
心の底で前向きになりたいと思っていても、どうすれば状況を変えることができるのか、なかなか判断はつきません。
他の会社に目を向ける前に、以下のアドバイスに従って試練を乗り越え、仕事への熱意を取り戻すことを考えてみてください。
前向きな人と付き合う
まず、あなたの周囲にいる人を見てみましょう。会社でいつも一緒にいる人も、自分の仕事に愚痴をこぼしていませんか? そうだとしたら、彼らのマイナス思考があなたに影響している可能性があります。
明るく、向上心にあふれた同僚と付き合うよう心がけてみてください。マイナス思考より、むしろプラス思考のほうが伝染する力は強いものです。
嫌なことは先に片付ける
ほとんどの人は、本能的に最も簡単な仕事または最も興味を引かれる仕事から取りかかり、退屈あるいは難しい仕事を後回しにします。もしそうなら、順序を逆にしてみてください。
最もうんざりする仕事、あるいは疲れる仕事を、最も能率の高い時間に終わらせ、デスクに積み重なる前にストレスの元凶を消してしまいましょう。達成感によってやる気がわき、残りの難しくない仕事もさらに楽にこなすことができます。
常に新しいことを学ぶ
多くのプロフェッショナルは、継続的な学習が仕事に満足するための必須要件と考えています。そう考えているのに、あなたが希望するような仕事関連の教育やトレーニングを会社が提供できない、あるいは提供しようとしない場合は、自分で自分に投資してはいかがでしょう。
投資の見返りは十分にあります。知識を増やし、スキルを高めるという個人的満足が得られるだけでなく、現在の雇用主(あるいは将来の雇用主)にとってあなたの価値を高めることにもなるからです。
自分でゴールを決める
たいていの人は、上司と相談して決めた目標に向かって努力しています。しかし、仕事上の目標や期限を自分で決めたことはありますか? 自分でやり遂げたいと思う目標に向かって努力することには、単に雇用主の期待に応えるよりも、個人的な満足をもたらします。目標は、「来年までに昇進する」のように遠大なものに限る必要はありません。
「今月中に最新バージョンの給与計算ソフトの使い方をマスターし、効率的に作業ができるようにする」など、短期間で「達成可能な」目標を決めましょう。小さな達成感を味わうことで、長期的なキャリア目標を追求しつつ、日常的な仕事に意欲的に取り組むことができます。
ご褒美に向かって努力する
仕事がうまくいったとき、自分で自分に報酬を与えることが意欲アップのポイントです。仕事上の目標を決め、それを達成するごとに、小さなお祝いをしましょう。
ささやかな達成を記念して、妻(夫)や友人と外食に出かける程度で十分です。キャリアに大きな影響を与えるほどの成功でなくても、祝杯を遠慮する必要はありません。